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2020年02月19日

高学年アトリエ卒業制作

学年末を前に、小学校や幼稚園では、卒業式の歌の練習が始まっているそうです。

小6が多い高学年アトリエ。
卒業制作として、木工でバターナイフを作っています
デザインも、それぞれ自分で考えました。
4人4様。個性的です。

今日は、ここまでできました!


ナイフ部分が薄くなって、握りの部分が滑らかになりました。すべすべで、とても気持ちいいです。


小刀で形を削っています。黙々と作業!

と思えば、こんな一瞬も!


ちなみに、糸ノコを使って大まかな形とりをした先週は、こんな感じ。



正直、小学生では小刀で仕上げる木工は難しいかな!?と思いつつ取り組んだバターナイフ作りなのですが、

子どもたちの、道具の使い方や、集中力や、真摯な取り組みは幼児のころから知っているみんなが、ああ、ここまで成長したんだな・・・と、感慨深く、うれしく思うものでした

手を使ってコツコツと取り組む工作は、ある意味それに集中し、没頭することができます

子どもたちが無心で小刀を使い、木を削っている様子を見ていると、
昔、中学生時代のある時期、鉛筆をトーテムポールのように小刀で削っていく制作(遊び)に熱中していたことを思い出しました。

そうして手を動かしているとき、何を考えていたのかいないのか、もう忘れていますが、
その時は、ただ削ることと形を作ることに集中していて、何本も意味のないトーテムポールを完成させたのでした。

一心に取り組むものつくりには、心を整えるというかそういう鎮静の効果があったのでは・・・と、今ではそう考えているのですが、思うようにいかない現実や悶々とした気持ちを抱えていた思春期のころの、さもないエピソードです。

彼らにとっても、これからの日々の中で、ものつくりや表現することが、自信を生むものだったり、心を癒すすべになったらいいなぁと思っています。ニコニコ


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