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2009年05月18日

受け継がれていくこと

スマイル5/9,10に行った『竹山でひみつきち』・・・四国新聞に掲載されました。


さて、
5/15付日経新聞「温故知新のエコライフ(佐光紀子さん)」『雑巾絞れる?』というコラムがありました。

『中学生なのだから、包丁は使えるようになりましょう』という指導が、学校からあったりするそうです。
それを受けて、
『ウチの学校は「雑巾を絞れるようになりましょう」だったワ』と言う声もあったとか・・・。


佐光さんは、
自分にとっての『家事』は、母親の様子をなんとなく眺めて覚えたもののように思うし、近所同士の行き来の中で、“母とは違ういろいろな家事”に触れる機会があったと述べられています。

『ところが、今の子どもたちはインターネットやケータイに夢中で、母の様子なんか見ちゃいません。隣近所の付き合いも少なく、周りの人の手際を盗み見る機会などほとんどない。』(コラムより抜粋)

『家事』=「生活の術」は、かつては日々の暮らしの中で大人から子どもへ伝承されるものだったものなのに、今はそれがなかなかに難しい。


受け継がれていくこと 
ここで、先日の「ひみつきち作り」を思いました。
今回活躍してくれた「中学生スタッフ」のボーイズたち。ピカピカ

のこぎりはお手の物で、いつのまにか「なた」まで使いこなせるようになっていて、『これはすごい!』と手前味噌に感激!スマイル汗
これこそ積み重ねた体験のなせる業なのか・・と思った次第。

そして、この少年たちの前に連なるかつての少年少女たち
(きっずコムのセンパイI君、高校生K君。A子ちゃんは毎回学生スタッフとして来てくれて、少女たちの頼れるお姉さん)がいて

まるっきりの自然の中で、その技だとかやり方とか、年下の子どもたちとの付き合い方とかをそばで見ながら、この子(ボーイズ)たちも、習うでなく自然と身につけたのだろうなあと思ったりするのです。

一つのことを長く続けていくことは、そうたやすいことではありません。。。

「ひみつきちつくり」も、またそうで、この10年近くの時の中、様々な方の力をお借りしてきました。
山をお貸しくださっている河野さん
道具の使い方やものつくりの方法を見せてくれる元気会のおじいちゃんたち
お母さん、お父さんたち
ボランティアスタッフさん
きっずコムのスタッフ
受け継がれていくこと
いつもありがとうございます。心から感謝です。

そして、これら4月から月1回で取り組んでいる創造体験活動は、日本財団助成事業<『生きる底力』生活力を育む体験活動事業>として実施しています。この場を借りて、改めて御礼申しあげます。


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