認定ＮＰＯ法人　さぬきっずコムシアター

16日は『むかしの～』シリーズ（え？いつのまにシリーズ化？！）
「作って食べよう。むかしの食事』＠アートスクールでした。

『おやつつくり』から引き続いて参加のみなさんと今回初めて参加のかた。
前回より参加人数が少なかったので、フォローするスタッフ配置が手厚く出来ました。

この「むかしの食事つくり」には、『３つの小さいねらい』を設けました。
①だしをとることー「ききだし』をすること
②すり鉢とすりこ木でごまをすること
③蒸気を使って調理すること
なので、メニューは「茶碗蒸し」と｢ほうれん草のごまあえ」に決定！

「だしをとる」
昆布だしをつくります。
昆布を引き上げるタイミングを見極めるために、鍋を覗く子どもたち・・・出来た昆布だしのお味は・・・「まずい。。」「びみょう！」～ちょっと子どもたちに昆布だしは不評？

つぎに、たっぷりのかつおぶし投入。ひとにさせて沈んだら一番だしの完成です。
こどもたち、お味見・・・「おいしい！！」

「ちゃわんむし」
サテ、出来ただしと、卵＋具で「ちゃわんむし」をつくります。
大きな『蒸し器』登場！蒸気が上がっています。
「あ、にくまんつくるやつや！」・・・・・そうだねぇ。
火加減に気をつけて、後は時間をみること。

「ごまをする」
黒ゴマをいります。ぷーんと香りが上がります。「ごま油のにおいだ」
すりこぎとすり鉢は、子供心を誘う？ようで、『ごりごり』はとても楽しそうでした。「あ～いいにおい」
味付けしたゴマと茹でたほうれん草で、ゴマ和えの完成。


昔の食品の保存法でこどもたちにみせた「高野豆腐」、だしをとったあとの昆布で、スタッフさんが残った1番だしをつかってちゃっちゃっとつくってくれた煮物2品と、おかしらつきのめざし、きゅうりのぬかずけもついて（＋ごはんで）「昔の食卓」ができあがりました。
豪華ではないけれど、とても丁寧に作った、贅沢で栄養豊富な食事です。

とってもおいしゅうございました

茶碗蒸しなんて　料亭の味・・だったかも。。！
例えばごまあえにしても、こんなふうに　手を経て食卓に上がる、ということを実体験できたことはよかったのではないかと思っています。

今回初参加のＭちゃんの感想は　「すり鉢に残ったゴマがとってもおいしかった！！」でした。
2回続けて参加のＴ君の一押しは　「高野豆腐が今まで食べた中で一番おいしかった！！」

食べることに夢中になって、あ、写真取らなくてはと気付いたときにはこうでした。
ごちそうさまでした。